新巨人の星

今CATVのアニメチャンネルで新巨人の星がやってたのでついつい見てしまった。
どうやら巨人の星の飛雄馬が大リーグボール三号で左腕を痛めて引退した後、右投げ投手としてカムバックした話らしい。
話としては全然おもしろくもなんともなかったのだけど(まあ途中から見たしね)ネタとしては楽しめた。
もちろん無印巨人の星にもネタはたくさんしこまれてたけど新巨人はもっとヘンテコだった。
無印の頃のキャラクターで現役を続けてるのは左門豊作だけだった(花形、伴は社長?)。
その左門とカムバック後の勝負でひたすら左門がファールで粘りまさかの30球近くファールで粘るという暴挙。
結果ピッチャーフライに打ちとって星の勝ち。
なんか地味・・・
左門の身内とか星の姉ちゃんとかがテレビで観戦してるシーンが流れてたのがなんか逆に手抜きっぽい笑

で、次の話で星が田渕(掛布だったかも)に死球をぶつけて「正直な所交代してもらいたい」とか投手としてありえない弱音をモノローグで吐く星飛雄馬
投手やってて死球の一つや2つでそんな凹んでたらだめだろ!と思ってたらそれがトラウマになってストライク入らなくなるというムチャクチャすぎる展開に。
これはあしたのジョーの力石を殺してしまった後のジョーを意識したネタなんだろうか。
でもボクシングの試合中に相手を殺してしまうのと死球は全然違うだろ!
てよく考えたらメジャーにもそういう展開あったね。
まああれはまだ自分の父親の死のトラウマと吾郎自身が幼かったというのもあるのでぎり許すとしても飛雄馬程のベテランがいまさらそんなわけわからんトラウマは無茶すぎ。
試合後俺はもうだめだ・・・と黄昏てる所に伴が登場。
「お前の背番号3は挫折からはいあがってきた長嶋さんの背番号だぞ」みたいな事を言って励ます(カムバック後の星の背番号は3)。
その後、伴は星を連れて夜の甲子園球場へ。
どうやら伴は星とトラウマ克服の特訓の為にきたらしいけど何故甲子園・・・?
せめて後楽園いけよ!伴モータースは阪神のスポンサーだったんかいな!とつっこみたくなるもさらに驚きの展開が待っていた。
伴は自分に目隠しをしてバッターボックスに立ち、星に投げてこいと要求。
もちろんレガース等はおろかヘルメットすらなし。ていうかスーツ姿。無防備すぎ。
星も「危ないからだめ」みたいな事を言うものの伴は「貴様のへなちょこボールなんぞでどうこうせんわ」とばかりにその無茶な特訓を続行。
で、予想通り伴にぶつけまくる星。
死球が怖いといいつつインコース攻めまくり。
特訓終了後、伴は体だけじゃなく頭にもボールが当たったような描写だが一刻も早く病院に行くべきだったと思う。
いや仮にもプロの投げる硬球がダイレクトに顔面に当たったら骨折モノでしょ・・・
で、その足で星はシーズン最後の優勝をかけた広島戦(メークドラマ?)にリリーフとして登板。見事優勝をかざったのであった・・・


なんかネタにしても微妙すぎるのについつい放送枠いっぱいまで見てしまった自分があほらしい。